2017年9月29日金曜日

捨てる事ばかり意識していた私 母親に意表を突かれハッとした事。



「足るを知る。」

モノを減らし始めてからは自然と身についていたつもりでしたが、
捨てる事だけにとらわれ過ぎていたのか、昨日、ふと母親に言われた一言で我に返った出来事がありました。

とにかくスッキリさせる事ばかり考えていた私は、
「今まで買ってきたものは勉強代」と思い聞かせ、
「次こそは高くてもがんがん使えるものを」と、常に新しいモノに目がいっていました。

これは悪い事ではないと思うのですが、
今現在、自分が持っているモノをそっちのけにしているのも事実…

気持ちが無いモノは手放しても良い。
でも、まだ気に入っているのに、

“ミニマリストへ思考を変えた為に「要らないモノ」だと思い聞かせて手放そうとしている”という事実にも気づきました。

昨日のことです。
モノを捨てまくっている私を良いとは思っていないであろう母親に、
こんな話をしました。

あるバッグをフリマに出したら、
高値で交渉がきたのに、欲が出たために逃してしまった…
可愛いと思うのに、全然売れない、と。

すると、
「そのバッグ、気に入っとるんやろ?使えばいいやん。
 勿体ないと思わずに、もうボロボロになるまで使い倒せばいいやん?」

と言われたのです。

新しいモノを探す事ばかりに目を向けていた私は、
既に持っているものを「がんがん使う」事を全く考えていませんでした。

当時はとっても気に入って幸せな気持ちで買ったバッグ。
その時の自分にはとても高価で思い切った買い物でした。
でも…気に入ってるけど使ってないから… 複雑な思いで手放そうとしていました。

私は、昨日母親に言われた一言で、バッグを使い倒そうと決めました。
バッグに限らず他に出品していた同じく高価だったジャケットも。

仮に手放していたとしても後で後悔はしなかったかもしれません。
だけど…。
今あるものを着れば少なくとも今年の秋冬は上着にお金を費さなくていいし、
がんがん使って気がすんだら、その時は低価格で手放せばいい。
それに、服をたくさん手放して少なくなった今、むしろ使い倒せるチャンスでもあるのです。

モノを増やさない1番の近道は、何も買わないこと。

「足るを知る。」

本来の意味を見落としそうになっていたところで、足元をすくわれたような思いです。

実はみっとも無い事にフリマでの失態を引きずっていたのですが、
それを決めてからは心がふっと軽くなってしまったという… 本末転倒なお話なのでした(笑)

◇ミニマリストノート
昨日は「タイムマネジメント」について少しだけ書きました。

絵もしばらく描いてなかったですが、少し思い出してきました・ω・)φ......



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